中学生、次男 海、14歳の夏 5~なぜ、保護でなく、補導、現行犯逮捕だったのか!

中学生 息子、14歳の 9月始めの 金曜日のことは、何か月も経った今

でさえ、母の胸に大きなしこりを 残している。


夜10時頃、警察署から、一本の電話が掛かってきた。

クラスメートO君、13歳と共に、何か 事件を起こした様子だった。

訳もわからず、大急ぎで 警察署に向かった。

  
建造物侵入罪。

息子は、オートロックのマンションに、侵入した。

そして、住人の人が、警察に通報したのだ。

時刻は、おそらく 9時過ぎぐらい。

県の条例で、未成年の補導対象になる時刻ではなかった。

マンションの屋上に行こうとしていた罪だ。

騒いでいた訳でもない、たばこを吸っていた訳でもない、何かを壊した

訳でも 火を 点けた訳でもない。

ただ、前に そんな迷惑な侵入者があったそうで、住人の方は、本人に

注意するではなく、すぐに 警察に通報したのだ。



マンションから出てきた人がいて、開いたドアから入れ違いに、中に入った

ようだ。

息子の場合、人様のマンションに、門扉の中に、一歩でも入ったというだけ

の こと…罪は それだけだった。 

もし訴えられたら、また 出頭してもらいたいと、そんな話だった。

親として、警察官には、一言の注意も受けなかった。


息子からは、悪いことをしてしまったという反省も後悔も 感じられなかった。

息子は、家に帰りたくない 家出願望の友人に 付き合っていたのだ。



しかし、息子は、犯罪者扱いだった。

他人の住居に 無断で侵入した罪は、大いに罰せられた。

パトカーに乗せられて、連行された。

尋問を受け、警察署に拘束された。

顔写真を撮影され、指紋をとられ、手荷物や、身体を調べられた。


保護者は、引き取りの時に、免許証の提示や、指紋捺印を求められた。

書類に署名もした。



友人Oくんは、13歳。

分かりやすくいえば、主犯なのに、13歳は、少年法で守られている。

対応は、何もかもが違っていた。

本人も、保護者も。


最後に 書類署名を 求められたのは、うちだけだったので、14歳から

なんだ、と気が付いたのだ。

Oくんは、喫煙その他で、何度も、補導されている。

しかし、13歳だからまだ大丈夫だと思っているのだろうな…そんな

感じを受けた。


 
我が息子は、警察署に迎えにいっても、悪びれる様子も、反省の色もな

かった。

泣くでもなく、「あ~あ、腹減った!」と、母に言い放った。



例えば、マンションの屋上から飛び降り自殺しようとしていたのならば、補導

ではなく、保護。

この度は、現行犯逮捕、補導。 

息子も、Oくんも、非行少年のレッテルを貼られた訳だ。


家に帰りたくないと言っている友達に付き合っていただけだ、では済まない。

Oくんは、クラスメートのいじめにあっていた時に、助けてくれた恩がある。

危なっかしい友達だが、息子にとっては 大事な友達だ。


 
時間が経つにつれて、自分は非行少年の母なのだ…結局は、そういうことだと

悲しく 思えた


息子14歳の夏は、母にとっては、試練の夏だった。

可愛かった、無邪気な息子は、別の生き物になってしまったかのようだった。


ブログに綴るような 気分にもなれず、またその余裕もなく、心の葛藤は続いた





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